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システム監査技術者 

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★受験資格★ 制限なし

★合格率★ 9.7%
  
★取得目的★ スペシャリスト

システム監査技術者試験(Systems Auditor Examination)とは、情報処理技術者試験の一区分である国家試験である。



資格の概要

この試験は被監査部門から独立した立場で、経営者の視点で、情報処理システムを幅広い観点から調査し、システムが経営に貢献しているかを判断するシステム監査人を対象とし、その能力を認定する。合格率は低く、例年7%程度であったが、2006年から2008年は10%程度となっている。この区分は高度情報処理技術者試験に分類されており、システムアナリスト試験と並んで情報処理技術者試験の最高位と目されている区分である。

元々は1985年より開始された情報処理システム監査技術者という区分であったが、1994年より現在の名称に変更されている。1985年からは受験に年齢制限(受験する年の4月1日時点で満27歳以上であること)があった。さらに1995年からは、受験に際し業務経歴書の提出を行う必要があった。しかし、2001年に行われた情報処理技術者試験の大規模改訂に伴い、年齢制限や業務経歴書の提出といった必要事項は廃止されている。

なお、2009年から情報処理技術者試験制度が一新され、多くの試験区分名称が変更されるが、本試験については名称の変更は行われない。

試験の評価

システムを外部から、経営者の視点に立って監査するという性質上、受験生は技術者と言うよりも経営者側に立つ人が多い。もちろん情報処理技術者試験の一区分として実施されていることから、システムエンジニアのキャリアをバックグラウンドに持つ受験生は多い。

この試験は、合格しただけでも一目置かれることには違いないが、システム監査を実施する上で求められる共通のスキルを認定する性質のものである。実際にシステム監査業務を担当している人は、担当分野や得意分野に応じて、関連する資格や認定を受けていることが多い。

例えば、本来監査業務を独占業務としている公認会計士、企業のマネジメントシステムを審査するISO 9000、ISMS、プライバシーマークなどの審査員資格、監査関連組織の認定などである。システム監査技術者試験の合格者であれば、資格取得や認定において一定の考慮が払われるものもある。



試験内容

4月の第3日曜日に春期情報処理技術者試験の一区分として行われる。
午前試験は多肢選択式、午後試験は記述式と論文式(小論文)に分かれている

試験科目

午前

マークシート式の四肢択一で55問出題され、100分で全問解答する。IRT(項目応答理論)によって、最低200点~最高800点の5点刻みで採点され、600点以上で合格(午前試験通過)である。

午後I

情報処理システムの監査及び評価に関する問題(大問)が4題出題される。それぞれの大問は、主題の設定となる文章と、それに対するいくつかの小問からなる。そのうち2題が必須、残りの2題のうち1題を選択し、90分で解答する。素点採点で、最低200点~最高800点の5点刻みで採点され、600点以上で合格(午後I試験通過)である。ただし、午前試験が600点に満たなかった者は採点されない。

午後II

3つのテーマから1つを選んで、業務経験を踏まえて小論文(最低2400字~最大4000字)を120分で書く。採点はA,B,C,Dの4段階で評価され、Aのみ最終的に合格となる。ただし、午後I試験が600点に満たなかった者は採点されない。



試験地

全国主要都市



受験手数料

5,100円



関連リンク

情報処理推進機構

システム監査基準(PDF)

日本システム監査人協会

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