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基本情報技術者 

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★受験資格★ 制限なし

★合格率★ 24.2%
  
★取得目的★ スペシャリスト

基本情報技術者試験(Fundamental Information Technology Engineer Examination)は、情報処理技術者試験の一区分として行われる経済産業大臣認定の国家試験である。2001年度以前の試験名が第二種情報処理技術者であったことから二種という略称を用いる人もいる。



資格の概要

『高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な能力を身につけた者』を対象者像としている。この試験は、「コンピュータ科学基礎・コンピュータシステム・システムの開発と運用・ネットワーク技術・データベース技術・セキュリティと標準化・情報化と経営」など多岐にわたる。また、コンピュータ言語のプログラミングに関する問題が出されることから、主にプログラマ向けの能力認定試験として、情報産業界では古くから重要視される。

本試験は情報工学に関連するエンジニアの実務においてベースとなる。システム開発会社ではこの試験に合格することが技術者の必要最低限の資格として重要視されており、入社3年程度以内に取得することを推奨される(取得できないようでは、むしろ問題視されることもある)。その上で、応用情報技術者試験など、上位の試験合格を目指すキャリアパスになっている。

受験者の年齢層は10代半ばから50歳代と幅広い。近年では、60代や70代など高齢者の受験も僅かながら増加している。受験者のボリュームゾーンは、19~21歳(主に情報系の大学生、専門学校生)と、22~25歳(主にシステム開発会社の新入社員)にある。



試験内容

試験は年2回、4月と10月の第3日曜日に行われている。

午前と午後に分かれており、それぞれ多岐選択式で解答する。午前試験はIRT(項目応答理論)によって、午後は配点(各大問につき1~2割程度の配点)をある計算式に導出して採点されている。午前・午後とも最低200点~最高800点の5点刻みで評価され、その両方が600点以上であれば合格となる。

合格発表は、試験日から約3週間経過した後(平成18年度春試験までは約1ヶ月)に行われる。当日はアクセスが集中するために、しばらく時間を置かないと見られないこともある。

平成18年度春試験から、解答例をJITEC側から、試験の翌日の正午頃に公表することになっている。平成18年度秋試験では出題趣旨も公開されるようになった。

平成21年度春期以降施行される新試験から初級システムアドミニストレータ試験の一部を吸収した形で、出題範囲や出題形式に変更が加えられる(名称の変更はなし)。

試験科目

2008年度以前の試験

午前

情報通信技術全般から基本的な知識を問う問題が出題される。試験時間150分で80問・四者択一をマークシート方式により全問解答しなければならない。

午前問題では、以前出題された試験問題が流用されることがあるため、過去問題を参考書などで演習すればまったく解けないことはない。ただ、近年重要な問題として挙げられるようになった著作権や、セキュリティに関して、新しい話題から出題されることもあれば、これまでまったくなかった新しい分野からの出題もまれに見られる。また、上級の試験から問題を持ち出してくることもある。

午前問題では、コンピュータサイエンスに関する内容だけでなく、経営に関する内容も出題される。

午後

より高度な知識を問う問題、疑似言語と言われる簡略化されたコンピュータ言語を用いた応用問題と、4つのコンピュータ言語から1つを選択して解答するプログラミングの問題が各2問出題される。試験時間は150分。

必須問題(全問回答)

IT共通知識体系:情報技術全般からの応用的知識を問う。毎回必ず1~2問出題されていた。

データベース:データベースの運用やSQLなどの知識が問われる。

コンピュータネットワーク:IPアドレスの付与、稼働率、暗号化方式に関する知識が問われる。

セキュリティ:暗号化、ウイルス対策、攻撃手法などの知識が問われる。

擬似言語:アルゴリズムの知識を問う。擬似言語で使用する構文はC言語と似た部分が多い。毎回必ず1~2問出題されていた。

プログラム設計:与えられた仕様に基づいた、業務での知識やスキルが問われる。毎年必ず1問出題されていた。


以上の分野から5問出題され、多肢選択式(マークシート)で全問回答しなければならない。


選択問題(各種プログラム言語問題)

C言語、COBOL、Java、CASL IIから一つないし二つの言語に関しての知識を問う。各言語2問ずつ、計8問出題され、うち2問を選択して回答する。なお、Javaは平成13年秋期試験から追加されたものである。かつてはFORTRANもあったが、選択者減少により廃止された。選択問題は問6~9・問10~13に分かれており、問6~9の中から1問、問10~13の中から1問をそれぞれ選択する。複数選択した場合は、若い番号の問題が採点対象となる。たとえば、問6~9の中から問7と問8の両方を解答した場合、問7が採点対象となる。なお、マークシートにある言語選択の欄を塗りつぶしていない場合は当該問題を回答しても採点されないため注意が必要である。



試験地

全国主要都市



受験手数料

5,100円



関連リンク

IPA - 独立行政法人 情報処理推進機構

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